青と黄色のあいだ

好きなものを好きなだけ

大切なもの

 

PLAY LIST

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 今日も暑い一日だった。もうすっかり夏だ。

 

夏になるといつも思い出す記憶があって、それは中学一年生の夏休み。わたしは確か友達二人と家の近所にあるプールに行く約束をしていた。

 

部活が午前中で終わって一度家に帰ってから落ちあうことになっていた。家に帰ったところまではしっかりと覚えている、でも、その先をわたしは覚えていない。覚えないという記憶を思い出す。

 

でもなんとなく、プールの近くにあるマクドナルドでわたしは確かにフライドポテトを食べた。赤い紙パックに入ったフライドポテトから香る特有の匂いが今でもありありと思い出せる。

 

こうなってくると、わたしは本当はプールに行ったのかもしれない。でも、行っていないかもしれない。きっと暑さで記憶も溶かされてしまったに違いない。今年も2006年も変わらず毎年"猛暑"なのだから、脳は太陽の強い光に当てられて、記憶の回路がショートして記憶が溶けて、冷めた時、違う日の記憶とくっついたのかもしれない。

 

でもやっぱりおかしい。わたしは友達二人のあの日の顔も覚えているのに。冷たいプールに浸かった記憶だけが消えてしまっている。

 

その夏の記憶とは全く関係ないのだけれど、高畑充希ちゃんの『PLAY LIST』というアルバムに入っている「大切なもの」「青い風」がとても良い曲で、今日の移動中ずっと聴いていた。この聴いていた記憶がこの暑さと結びついて、夏の思い出の1つとなる日が楽しみだな。