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青と黄色のあいだ

好きなものを好きなだけ

今日の夜、死ねたら吉

明日も日は昇るのだろうなとごく自然に思った。

昨日と今日と明日は眠ることで区切られているように感じるけど、本当は続いていて、三年前の今日だって、この瞬間の今日だって、繋がった時間の上にあるひと塊。

昔はよく死ぬ夢を見ていた。

頭を撃ち抜かれて死ぬ、トロッコに轢かれて死ぬ、とにかく死ぬ。夢占いによると死ぬ夢は生まれ変わる証だそうだ。確かに死ぬ夢を見ていた時のわたしはとても悩んでいて、夢で死ぬたびに生まれ変わっていたのかもしれないと今は思える。

何度も死んで部屋の中に古くなった殻をひとつひとつ丁寧に山積みにしていたはず。

いま、ぐるりと見渡すほどでもない狭くて暗い部屋には闇に紛れて信じられない量の悔いが住んでいる。わたしが生み、住まわせている。

ある人はネガティブな気持ちは全て家の中で吐き出して、家全体に暗い気持ちが溜まったな、と感じたら引っ越しをするらしい。

わたしも引っ越しをするべきだろうか。浮いたお金と行動力と徐々に取り戻してきた元気を総動員させて。

ただ、終わらないなと思う。さっき言ったように時間はぶつ切りになんてなっていなくて、今も明日の一部なのだから、悔いが住みついているこの部屋を出ようと、わたしが根本的に変わることがなければ、新たな部屋でまた同じような悔いを生んで住まわせてしまうはずだ。

今日の夜、眠りについたら、死ぬ夢を見ないかな。死ぬ夢を見たいな。