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青と黄色のあいだ

好きなものを好きなだけ

お弁当と非効率

自分の手で、自分が食べるものを作っているのだけれど、ある日「お弁当を作るなんて非効率なことをするね」と言われた。

「非効率ですか?」
非効率だなんてわたしは一度も思ったことがなかった。
ていうかお弁当に非効率って言葉、渋谷のギャルと秋葉原のオタクくらいマッチしない。

「だってその時間をほかのことに使えるでしょ」
「でも、好きなものを好きな味で食べたいし……」
「それを親に伝えて作ってもらえばいいじゃないの」

その時はなんていう返しも思い浮かばなかったんだけれど、ずっとモヤモヤとしていて、今朝、ホームで早くお弁当食べる時間来ないかなと考えていた時、やっと私が言いたかった返しが浮かんだ。

「人の時間を使うのはいいんですか?」だった。

わたしが食べるものを作ってくれている親にだって、やりたいことがあって、そのための時間は大切なはず。

確かに以前と比べたら一日に組み込まれるタスクが増えたかもしれない。その分「やりたいこと」に割ける時間が減っているのかもしれない。でもわたしは「やりたくて」やってた。

自分が一日健康で、好きなものを食べて気分良くいられるのだから、なにも損なことはない。むしろ得なくらい。

その人が発したなんとなくな言葉を、これだけ間に受けて考えこんでしまうなんて、それこそ時間の無駄に近いかもしれないけど、「自分の中ではっきりさせ」ながら生きるのは大事なことなんじゃないかなと思う。

たまに厄介な方向に発動するけど、納得の上でしか生きられないから、仕方ない。