読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

青と黄色のあいだ

好きなものを好きなだけ

台風一過

座って眠っていた女性が、閉まるドアの音に気付いて、まさに飛び跳ねるようにして席を立ち、ドアに挟まれながらも車両の外に出て行った。

 

のを、なんの感想も抱くことが出来ず、ただ目の前で起こっていることとして、見ていた。

 

なんとなくすっきりしない夜をやり過ごし、晴れやかな今朝の空を見ていたら、ふと「これが正しい」という考えが思い浮かんだ。

 

晴れやかであったり、明るいことが全て正しいと言いたいわけではないのだけれど、今のわたしには、青すぎる空と、暑すぎる日差しが「正しさ」であった。

 

目の前に広がる正しさと、わたしが胸に抱える気の重さを無意識に比べてしまって、「こんなに気が重いのも、間違っている」。

 

以前も思ったことなのだけれど、こんなに気が重くなることは、やはり間違っているんだと思う。