青と黄色のあいだ

好きなものを好きなだけ

大人になってからの歯医者はこわい

長文を書いている間の時間は、パックをするのにちょうど良いと思う。最後まで書き上げて、内容チェックして完成するまでにだいたい約10分。それはパックの寿命と同じなんです。

今日、歯医者に行きました。数ヶ月前に歯が欠けたと思ったら大きな虫歯が出来ていて、時間をあけて何回か歯医者に通って治療を受け、今日やっと詰め物をして終わりました。(もうひとつ大きな虫歯があるらしいのでまだ通院は続く)

歯の治療はウォーミングアップ

結論から言うと、歯の治療よりも歯の詰め物をする方が怖かったし、痛かった。それまでの数回、虫歯を治療していた時に「歯医者なんてちょろい。こわいって言う人は弱すぎ」とか思っていた自分の体を床に押さえつけて神経むき出しの歯ぐきをグリグリしたい。

それまで絶大な信頼を置いていた医者に対しても不信感を抱いた。ほんとに麻酔した? って。

口の中 vs 医療器具

とは言えしっかり麻酔が効いていたので、致命傷的な痛みは体験せずに済んだのですが、治療途中で「口の中に医療器具が入れられた時点で負けだ」ということを思った。

どう頑張っても勝てないと。

治療中、ライトが眩しいからと言う理由で目にタオルをかけられるのですが、その理由に加えて「いくら麻酔がかかっていても、口の中に機械を入れられている様子」を視覚でとらえないようにするためだと思う。

だってチューンとかっていう音だけでも怖いのに、その音を出している器具がどんな尖端しているのかが見えてしまったら、怖すぎて治療にならない。逃げ出したくなるはず。

治療後は放心状態

子どもの時はもしかしたら泣いていたかもしれないけれど、大人になって「歯医者がこわくて」という理由で泣くようなことは出来ず、治療後はしばし放心状態に陥った。

口の麻酔が切れていないこともあったし、その後じわじわと染み出てくるような痛みのせいもあったかもしれない。

失恋でもした後かのように、ただ窓から見える並木通りを眺めることしかできないくらいには、放心していた。

もう歯医者には行きたくない

無事(?)に詰め物を終え、支払いして驚いた。なんと2000円と少し。もう少しかかると考えていたのであまりの安さに痛みがちょっとひく。

でも冒頭でも言った通り、逆サイドにもうひとつ大きな虫歯が存在しているらしい。毎日3回しっかり歯を磨いてきたのに、虫歯よなぜできるのか。

致命傷は負わずに治療が済んだものの、麻酔は痛いし、虫歯は臭いし、治療音は怖い。正直良いことなんてひとつもない。でも歯医者に行かなくては、歯の奥の神経がやられてしまう。歯が失われてしまう。

前にひとり定食屋さんでお昼を食べていた時に、隣のテーブルに座っていたおじいさん2人が「歯はほんとうに大事だよねぇ!」と口々に話していたことを思い出す。

正直、歯がほんとうに大事かどうかは、おじいさんたちと同年齢くらいになってから分かりたかった。わたしは来週も歯医者に行く。